ドラえもん

ドラえもんファン必見!! おすすめ短編映画

こんにちは、僕ミチえもんです。

この記事では過去に長編映画と同時上映された
「ドラえもん感動短編シリーズ」をご紹介していきます。

ドラえもん感動短編シリーズとは
1998年公開の「ドラえもん のび太の南海大冒険」から
2002年公開の「ドラえもん のび太とロボット王国」において
本編と同時上映された

  • 「帰ってきたドラえもん」
  • 「のび太の結婚前夜」
  • 「おばあちゃんの思い出」
  • 「がんばれ!ジャイアン!!」
  • 「ぼくの生まれた日」

の5作品のことです。

1作品あたり上映時間は約30分と短いながらも
そのクオリティの高さから名作と称されている作品です!

藤子・F・不二雄さんの原作を元にリメイクされた作品で
のちに「ドラえもん のび太の恐竜2006」の監督も務めた渡辺歩さんによって
原作の感動・コメディ要素を残しつつ
より心動かす作品へと仕上がっています。

以下では
それぞれの作品のあらすじと見所をお伝えします。

※ここからは少しだけネタバレを含むので前知識なしで映画をご覧になりたい方はこちらからどうぞ
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帰ってきたドラえもん

あらすじ

ジャイアンにいじめられ
なんとか逃げ切ったのび太は
いつものようにドラえもんに道具をねだったが
ドラえもんは浮かない顔をしている。

その理由を聞いたのび太は
ドラえもんが未来の世界に帰らなければいけないと知る。

ドラえもんが未来へ帰る最後の夜
なかなか寝付けない2人は夜の町へ散歩に出かける。

最後の会話の中
涙を堪えられなくなったドラえもんは
泣き顔を見せないためにのび太のもとを離れる。

ドラえもんの帰りを待っていたのび太のもとに
同じく散歩をしていたジャイアンが現れて
昼間のケンカの続きが始まってしまった。

いつもなら逃げ出すのび太だったが
ドラえもんに安心して未来の世界に帰ってもらうため
1人でジャイアンに立ち向かっていく…

見所

この映画は「さようならドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」の2つの原作が元になっていて、特にさよならドラえもんは藤子先生が執筆した正式な最終回です。
その後思い直して「帰ってきたドラえもん」を書いてくれたおかげで今日までドラえもんは続いています。(藤子先生、思い直してくれて本当にありがとうございます)
そんなエピソードもありドラえもんを語る上では外せない物語となっています。
ドラえもんを思うのび太、のび太を思うドラえもん、2人の絆の強さを感じることのできる作品です。

のび太の結婚前夜

あらすじ

空き地の前を通りかかったのび太は、劇の練習をするしずかちゃんと出来杉くんを見かけた。2人の本当の恋人のような姿を見て、将来本当にしずかちゃんと結婚できるのか不安に思ったのび太は、ドラえもんとタイムマシンで2人がちゃんと結婚するかを確かめに行くのだった…

見所

結婚前夜だというのにどこか浮かない表情のしずかちゃん、その気持ちを打ち明けた際に
しずかちゃんのパパが言ったセリフには感動しました。
大人になったのび太や他のキャラクターたちが描かれている数少ない作品の一つです。
この物語の後日談で、のび太の子供のノビスケやママになったしずかちゃんが登場する短編映画もあるので気になる方はこちらから
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おばあちゃんの思い出

あらすじ

野球の試合の帰り道、ゴミ捨て場を見るとおばあちゃんからもらったクマのぬいぐるみが捨てられているのに気がついたのび太。
慌てて家に帰るとママとドラえもんが物置の片付けをしていた。
捨てたはずのぬいぐるみを持って帰ってきたのび太に、ママは「そんなガラクタ捨てちゃいなさい」と呆れ気味で言ったが、おばあちゃんとの思い出の品だったクマちゃんを悪く言われたのび太は泣きながら部屋に戻った。
ぬいぐるみがのび太にとって大切なものだと知ったドラえもんは、ぬいぐるみとの思い出や、それをくれたおばあちゃんのことをのび太から聞いた。
話をしているうちにおばあちゃんにもう一度会いたいと思ったのび太は、机の引き出しを見てタイムマシンでおばあちゃんに会いに行こうとドラえもんに提案するのだった…

見所

もしも亡くなった人にもう一度会えたら誰もが一度は想像したことがあると思います。
のび太もその1人でおばあちゃんとの温かい思い出を胸にもう一度会うことを決意しました。
しかし、過去の世界で見た幼い時の自分はそんな記憶とは裏腹にわがままで、おばあちゃんにひどいことを言っている子供でした。
漫画では表現するのが難しい心情描写を最大限に引き出して、映像化している素晴らしい作品なのでドラえもんファンでない方にも一度は見てほしいです。

がんばれ!ジャイアン!!

あらすじ

ジャイ子はジャイアンに漫画の原稿を取られてしまい、取り返そうと追いかけている時に、同じく漫画を書いている茂手モテ夫という少年とぶつかってしまった。
お互いに漫画の才能を認め合った2人は、同人誌を描く約束をする。
原稿を取って妹をからかっていたジャンアンだが、本当は兄として妹の漫画家になりたいという夢を応援していた。
妹を応援していく中で、ジャイ子がモテ夫のことを好きだと知ってしまったジャイアンは、のび太やドラえもんたちと協力してある作戦を実行しようとしていた…

見所

この作品はいつもは脇役のジャイアンが主人公となり活躍する物語です。
他の4作品と比べると少しコメディ要素が強いものの、ジャイアンの妹思いの兄としての姿が描かれていて、
いつものジャイアンは違う男ジャイアンが見られる作品です。

ぼくの生まれた日

あらすじ

いつもより陽気な気分で家に帰ってきたのび太、これにはある理由があった。
実は今日はのび太の誕生日で、のび太は誕生日プレゼントのことで頭がいっぱいだった。
しかし、そんなのび太の思いとは裏腹に、ママは夏休み中怠けてばかりののび太を注意した。
そんなママに対して今日だけは…と誕生日のことを気づいて欲しいのび太だったが
ママはそんなこと気にも止める様子もなく話を進めてしまう。
のび太はママの注意も聞かずさらに悪態をついてしまったことで、パパとママからきつく叱られてしまう。
このことが原因でパパとママに不信感を抱いたのび太は家出をしてしまったのだが…

見所

この作品は感動短編シリーズの最後の作品で、シリーズの中でも特に美術背景に力が入っており、建設途中の高速道路や、区画整理前の町の様子などがリアルに描かれている。
また、「帰ってきたドラえもん」や「おばあちゃんの思い出」で使用された風景が使用されていたりと、過去の作品を思い出させるような演出がされています。

まとめ

ここまでで簡単にではありますが作品の紹介と見所をお伝えしました。
自分はこの映画で、出会いや別れ、友情や家族の大切さを学び
大変なことや辛いことがあった時も、作品から学んだことが大きな助けになりました。
色々な境遇のキャラクターがいて、それぞれに自分を当てはめて見ることもできるので
きっと共感できる登場人物がいると思います。
その登場人物はきっとあなたの人生をよりよくしてくれる心の友になってくれるはずです!

映画を見たいと思った方はこちらからどうぞ。
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