映画

フィフス・エレメント 感想

1914年のエジプトのとある寺院

寺院の中には遺跡があり、壁には古代の文字が描かれている

それを解読している教授とその助手ビリー(おそらくイギリス人かアメリカ人 アジズ明かりの文字が英語だから)

3つの惑星が食をおこすと、ブラックホールができドアが開くように、邪悪が恐怖と混乱をもたらすと描かれている

究極の邪悪の象徴は蛇として描かれている

真剣な態度の教授に反して、助手のビリーは退屈そうで、落書きをしたして教授のいうことを信じていない感じである

邪悪は5000年毎に現れると描かれている

 

そこへ背後から怪しげな人物が忍び寄る

その人物は寺院の司祭で、彼は壁画の秘密を知っており、代々その秘密が外部へ漏れないように役割を務めてきた

 

教授はさらに、壁画には命の源を表す4つの要素、水、火、土、風

そしてさらに、それらに囲まれた5つ目の要素、フィフス・エレメントがあることを知る

(このフィフス・エレメントは人間であり、完全無欠の完璧な人間として存在している)

 

司祭は彼らが秘密を知り過ぎたと判断し、水に毒を混ぜ殺そうと試みる

司祭は2人のもとに行き、水を差し出す

疑いもなくその水を飲もうとする教授だが、自分が解読した歴史的発見を前に興奮が冷めやらず、毒の入ったコップを手にさらに壁画に描かれている内容を熱弁する

 

教授曰く、そこには戦争のことが描かれていて、善と悪の2つの勢力がいて、悪を倒すための武器についても描かれていると

 

司祭の促しで再度水を飲もうとする教授だったが、この快挙を祝うのに水では役不足と言って、グラッパで乾杯し直そうと提案、毒の入った水は飲まずに終わり、神父の企ては失敗に終わる

 

ビリーは鞄の中のグラッパを取り出す(このグラッパはイタリア産のもの ロゴは切り取られているが、オリジナルにはMARCATI社の文字が上部にある 取り出したワインのボトルには悪魔が描かれたラベルが貼られていて、そのボトルのカットが数秒映される 何か意味があるのか? なぜこのお酒を映画に使ったのか?)

 

空からミノムシのような形の宇宙船が寺院に降り立ち、中から宇宙人が出てきた

司祭はこの宇宙人を我が主として崇めている

宇宙人神父に、戦争が近づいており、危険な地球にこれ以上石を置いておくことはできないと言って、鍵を使い壁画の内部にある秘密の部屋に入った

 

部屋の中には4つの石が正方形の頂点の位置に置かれ、その正方形の中央にはフィフス・エレメントがあった

フィフス・エレメントは人の形をしており、直立して、顔は天を仰ぎ、口を大きく開いている状態の像である

宇宙人はそれらの石を像を持ち出し帰ろうとした

 

司祭は宇宙人に、邪悪に対抗する最後の手段である5つの要素がなくなっては、どうやって我々は悪と戦えばいいのかを尋ねる

宇宙人曰く、邪悪は300年後に戻ってくる、その時我々も武器を持って戻ると(この宇宙人は地球人に対して友好的である しかし、その行為はすこし理解にかける なぜ武器は地球に祀られていたのか なぜこのタイミング(1914)で地球に訪れたのか?もしかしたら第一次世界大戦によって遺跡が誰かに荒らされるのを危惧した?)

 

教授は宇宙人に眠らされた?または殺された

それを見たビリーは錯乱し、宇宙人に対して銃を向ける

司祭は宇宙人は我々の味方だと説得する

しかし、ビリーはさらに錯乱すると同時に、後ずさりの中鞄に足をとられ、その拍子に銃が暴発してしまい、宇宙人にあたり、同時に部屋の扉が閉まってしまう

 

宇宙人は間に合わないと判断したのか?神父へ5つの要素の秘密のすべてを子孫に伝えるように命令し、部屋の鍵を託し、時間がないと促す神父に対して、「時間など問題ではない、大切なのは命だけ」と言い残し死亡する(意味わからん、なぜ銃の暴発で扉が閉まるのか?宇宙人はなぜ助けを呼ばなかったのか?

命が大切と言っているのになぜ死を選んだのか?死んでない?部屋の中で生きていた?)

 

司祭は壁画の秘密を後世に延べ伝えることを約束し、宇宙人たちは帰っていった

 

時が経ち、300年後

宇宙船内

予言されていた3つの惑星の食が始まり、中央に新しい物体が生まれ始めていた

1つは100万度で、そのほかはマイナス5000度になっているという世にも奇妙な状態(現在の物理法則的には、絶対零度というものがあってマイナス273.15度が温度の下限とされている 300年後の世界では新しい物理法則が発見されているのかも)

 

(宇宙船のコクピットはやけにアナログ感満載のつくり

300年の間であまり技術は発展してないのか?

これは物語全体に言えることだか、科学的な正しさよりも、観客への分かりやすさを重視したSF設定になっている感じがする)

 

ことろ変わってニューヨークの統一宇宙連邦本部では緊急会議が開かれていた

(本部のスケール小さいな 機械の性能、能力が上がって人員削減が可能になってるのか?)

 

正体不明の物体は徐々に膨張していることが確認されていて、その対応を大統領から求められた将軍は、攻撃を提案、大統領もそれに賛成し作戦を実行しようとした際、議会席にいたある神父が意見を述べる

その神父とは、天文学と天体物理学の権威のコーネリアス神父で、300年前に宇宙人から秘密を伝える使命を託されたあの神父の子孫である(これシーン一見するとあの神父が約束を中実に守り、来るべき日に備え準備をしてきたことがわかるいいシーンだが、よくよく考えるとそうでもないことがわかる そのあとのシーンを見ると分かることだが、神父の発言はことごとく無碍に扱われている 300年もの猶予があったのだから、それまでに自分の発言に格をつけるためにもっと努力できなかったのかと思ってしまう もしかしたらむやみに秘密を他言すると、それが敵に伝わり反って状況が不利になるという考えもあっての判断かもしれないが、それにしても弟子くらいはもっと優秀なやつをこしらえれなかったのかと思ってしまう 逆に言うとあんな弟子しか引き止められない程度の権威しか持っていないともいえる やっぱりもうちょっと準備しておけばと思う)

 

神父は悪は悪を呼ぶとして、攻撃ではあの物体を倒すことはできないと説得するが、大統領は時間がないとして神父との議論を終わらせようとする 

その発言に対して神父は「時間などは問題ではありません、大切なのは命」と答える

(何度も出てくるこのセリフ、いつも少し的がずれているように感じる、あえて?監督の意図?)

 

それに対して、大統領は2千億の人類の命を救うためにも私は攻撃すると言って、将軍に攻撃命令を出す

 

ミサイルによる攻撃も、物体には効果はなく、逆に攻撃によって膨張は加速して宇宙船を飲み込んでしまう

(宇宙船が飲み込まれるまでの間、大統領はしきりにその場から離脱するように将軍に命令している にも関わらず将軍は立ちすくみ命令を聞こうとしない なぜ?物体から精神をおかしくする電波が発信されていた?物体の膨張スピードに宇宙船の離脱スピードが追い付かないことを察してあきらめた?)

 

物体は髑髏の炎に形を変え、宇宙船を飲み込む

 

舞台は変わり、ニューヨークのサウスブルックリン ある男の部屋

2263年3月18日 この物語の主人公 コーベン・ダラス

フィルター部分が全体の3分の2ほどもあるタバコを4本吸っている

コミュニケーションツールが電話(恐ろしくローテク やっぱりわかりやすさを重視?)

 

コーベンは少し前に奥さんに浮気されて別れている

そんなこともり、猫に癒しを求めていて、もし女が手に入るならたった一人、完璧な女がほしいと愚痴をこぼしている

 

コーベンは元軍人だったが退役して、今はタクシーの運転手をしている

 

統一宇宙連邦本部では、未知の物体についての対策会議が開かれていた

コーネリアス神父は、経典をもとにあの物体(邪悪)についての情報を大統領に伝える

神父は猶予は48時間しかないと言い、その間に邪悪は地球の環境に適合して、目的である地球の生命を絶滅させると警告する

 

邪悪に対抗する手段を尋ねられた神父は、モンドジャワン人(エジプトに降り立った宇宙人)が究極の武器を持っていると言って、4つのエレメントと生命を守る至高の存在フィフス・エレメントが邪悪に対抗する手段であり、5つのエレメントが放つ創造の光が命の繁栄をもたらし、邪悪を打ち払うと伝えた

 

会議の最中、5つのエレメントを携えたモンドジャワン人の宇宙船が領空域侵入の許可を求める連絡が入り、これで一件落着と思いきや、正体不明の2機の戦闘機にモンドジャワン人の宇宙船は攻撃され墜落させれてしまう

 

この状況にたいし、神父は300年の苦労がすべて水の泡になったと落ち込む

(やけに他人事 こうならないための手立てはいくらでも考えられたろうに この神父無能 大統領が神父に冷たいのもこの無能さゆえの対応かもしれない)

 

墜落した宇宙船から遺体の一部(右手)が発見され、ニューヨークの核物理研究所にてDNA再構成装置によって人体再生が行われることになった

生きた細胞の一部さえあれば、再生は可能らしい

また、コンピューターの分析によると、人間の遺伝子の記録グループは40あり、それによって自己の複製が可能だが、右手の持ち主である生命体の記憶グループは20万ある驚異的な生物だとわかる(その精密さから人工的に作られた生命体である可能性も考えられる だとしたら誰が?モンドジャワン人?)

 

右手の一部から再生されたのは、女性だった

(右手は鎧のような金属に覆われていたのであって中には人間が入っていた)

 

裸ポンポンだと、その後の撮影にも支障が及ぶので、ここで服を着せる描写が入る

ここで着る包帯のようなコスチュームは、リールー役のミラジョボビッチによるアイデアをもとに、ジャン=ポール・ゴルチエがデザインした

 

リールーが話す言語は監督のリュック・ベッソンがラテン語やヘブライ語をもとに作った造語

リールーの髪の色は、ミラジョボビッチの知り合いの美容師のウォードが提案したもの 元々は黒髪のミラの髪をまず金髪にしてから、蛍光のオレンジ色に染め直すことになった

最初の撮影では、ウォード自身がミラのヘアセットを担当したが、その後の撮影では別のスタッフが担当した 髪が伸びるのが早かったミラは頻繁に髪の根本を金髪に染め直す必要があり、何度も過酸化水素を塗布する必要があった しかし、スタッフがその扱いに不慣れだったこともあり、次第に髪は傷み抜け落ちてしまった 半分ほど抜け落ちってしまったこともあり、撮影はウィッグを作って行われることになった

リールーの話し方は独特で、言葉を発する前に普通は息をするのを、リールーはせずにいきなり話すようにと監督からの演技しどうがあった それにより共感し難い雰囲気を演出した

(参照元 https://youtu.be/F_4pNEM7mAU?si=mKkLMUHj5WVJlLSJ)

 

強化ガラスを打ち破り、カプセルから脱走したリールーは排気口から外に出る

警察に追い詰められた彼女はビルから飛び降り、コーベンが運転するタクシーに飛び移る、てか墜落する

落ちてきた美女を見たコーベンは言葉を失い見惚れる

理解できない言葉を話すリールーに困惑するコーベンだが、彼女を好きになる

しかし、彼女を追ってパトカーが現れ、コーベンに彼女を受け渡すように指示する

免許の点数やタクシーの6か月点検のこともあり、始めは素直に警察のいうことに従っていたコーベンだったが、彼女の必死の訴えに気持ちが変わり、警察から逃亡 追われる身となる

 

場面が変わり、マクドナルドのドライブスルーで休憩中の警官二人

コーベンの乗るタクシーを追うように要請が入るが無視していた

しかし、爆走するコーベンにお昼を台無しにされ追撃を始める

パトカーの追跡をかいくぐり逃走するコーベンにしびれを切らした警察はミサイルを発射しようとする

コーベンはそれを間一髪できりぬけるが、今度はパトカー隊の銃撃にあう

警察から逃れるため地表を覆うスモックの靄の中に隠れることを決めたコーベンは、渋滞の車の中をかいくぐって真っ逆さまに落ちていく

コーベンは、無事スモックの中に隠れることに成功する

 

リールーはヴィト・コーネリアス神父という言葉を残し気絶する、それをもとに電話帳から住所をさがして神父のもとへ訪れる

 

目の前に現れたコーベンと気絶したリールーを見て、はじめは不審に思い素っ気ない態度をとる神父だったが、リールーの腕にある入れ墨をみて、彼女がフィフス・エレメントだとわかり、今度は神父が気絶する

 

リールーが使う言葉は古代宇宙で広く使われていた言葉

 

気絶したリールーを起こそうと、コーベンは彼女にキスをする(眠れる森の美女のオマージュか?)

すると無事?目を覚ましたリールー 同時にコーベンの銃を奪って勝手な真似をしたコーベンに対して銃を向ける

そこに神父が来てことを収め、コーベンは帰らされる

リールーは5000年の間、地球で何があったかを学習する

このとき武術を学ぶ

神父はリールーに4つのエレメントである石はどこにあるかを尋ねる

リールーは石は盗まれたと言った

(石について知っているものがいるとはと驚く神父だが

何を隠そう石を奪おうと手を引いているゾーグに石の秘密を教えたのは神父本人であったのだ

無能すぎる)

 

場面が変わり、ゾーグ社の兵器工場

モンドジャワン人の宇宙船を墜落させた、宇宙人が奪ったケースを持ってゾーグのものに現れる

しかし、ケースの中には石は入ってなかった

モンドジャワン人は石を信頼できるものに預けて別ルートで地球に運ぶ手筈を考えていた

目当ての石が手に入らなかったゾーグはアクノットたち渡すよう予定だった武器を持ち帰ろうとするが、アクノットは割に合わないとして、銃でゾーグを脅して武器の一部を手に入れる

しかし、その武器には自爆装置ボタンが仕掛けれており、それをうっかりおしてしまったことにより、アクノット一味は自爆する

 

石の受け渡し場所は、エンジェル星座のフロストン星だとわかる

しかし、受け渡し当日はフロストン・ホテルのオペラ座にて慈善コンサートが開催される予定で、ホテルと舟は満席満員、警備も厳重と忍び込むには最悪の状態だった

(なぜ神父は大統領にこのことを伝えて、協力を仰がなかったのか?)

どうしようか策を考えていたところに、ゾーグの手下が神父のところに現れる

神父はゾーグのもとに連れていかれ、そこで先日石についての話を聞きに来た人物がゾーグであることを思い出す

神父は武器商人のゾーグは命を粗末にしているとして彼を非難するが、ゾーグは自分は兵器を売ることで、破壊を促し、雇用を産み、その家族を養っている点で、神父と同じだと主張する

しかし、その最中口にしたサクランボののどに詰まらせて窒息しかけ、神父に命を救わるという皮肉を経験する

このこともあり、神父は釈放され、ジーグは別の方法で石のありかを探ろうと試みる

ゾーグの部下は、ゴキブリに小型カメラとマイクを取り付けて、統一宇宙連邦本部に忍び込み、大統領たちの話を盗み聞きした(セキュリティ甘すぎる、ゴキブリいたら絶対誰か気が付くだろ)

 

話によると、石はオペラ歌手のプラヴァラグナが持っていて、フロストン・パラダイスで渡されるとのことだった

 

そこで石の受け渡しの任務を任されることになったのがコーベン・ダラスだった

(なぜ退役した軍人へ任務がいくのか?現役兵大丈夫か?)

 

場面が変わってコーベンの部屋

その窓際にはタイ料理屋の屋台が停泊している

そこに一通の手紙が

手紙にいい思い出がないコーベンは開けようとしない

しかし、店主がいい手紙(これまだローテク)かもしれないから開けてみたらと促す

それでも見ようとしないコーベンに対し、店主は飯代をかけてもいいと提案して、コーベンはやっと封を開ける

しかし、手紙の内容はタクシー会社の解雇通知だった

(ここで、コーベンが務めていたタクシー会社はゾーグ社の子会社だったことがわかる)

 

しかし、さらに別の手紙が届く

それはジェミニ・コロッケの景品でフロストン・パラダイス行きのチケットが当たったことを知らせる通知だった

さらにさらに、コーベンの部屋に元上官のマンロー将軍とその部下2人が、石の受け渡しの任務に選ばれたことを伝えにくる

フロストン・パラダイス行きのチケットが当選したのは、将軍が仕組んだものだった

コーベン自身も、退役した自分に任務が課せられることを疑問に思っており、それについて将軍はコーベンを選んだ理由を3つ挙げた

①特殊エリート部隊の隊員で、武器や船の扱いに長けていたこと

②部隊の中で最も成績優秀だった

③部隊の隊員はコーベン以外全員死亡しているから

とのこと

 

部屋の中でのやり取りの最中、コーベンの部屋のベルが鳴る

モニターを見ると扉の前には、リールーが立っていた

コーベンは将軍たち3人を冷蔵庫に押し込めて隠し、部屋の扉を開く

すると次の瞬間に、コーネリアス神父が銃を持って入って来た

神父はラジオでコーベンがフロストン・パラダイス行きのチケットが当選したのを知って、それをコーベンから奪い取るために訪れたのだった(神父とは思えないw)

 

すると次は、コーベンが住むアパートにゾーグの部下のタレコミ(ウラン密輸の容疑をかけ逮捕、空港でコーベンになりすましてフロストン・パラダイスにいく計画を立てていた)によって動いた警察の強制捜査が行われた

(ここで疑問点 警察がコーベンの部屋番号を調べようと思った際に、プレートがなくなっていて、かつ部屋番号は下2桁が黒く塗りつぶされていた プレートは別の部屋の扉にかけられて、これとその部屋の住人の頭がいかれていたおかげでコーベンは警察に捕まらずに済んだ リールーが訪れる前はその2つともちゃんとあった おそらく神父がしたことと思われるが、コーベンが別の誰かに狙わることを考慮して住所をわかりにくくした唯一の頭脳プレイ?)

 

警察がコーベン(実は別の住人)を連行している最中、マンガロワ人によってコーベンは誘拐されてしまう 自爆によって死んだと思われていたアクノットは生きていて、自分たちも石を奪いゾーグに復讐をするため、神父、ゾーグの部下と同じくコーベンになりすまし、フロストン・パラダイスに行くつもりだった(どうやって石がフロストン・パラダイスにあることをしったのか?神父はリールー、ゾーグはゴキブリのスパイからだったが、マンガロワ人は? また、当選者に送られるチケットがないといけないと思うが、神父は実際にコーベンから奪おうとしたので理解できるが、ゾーグの部下とマンガロワ人はどうするつもりだったのか?チケットも偽造?)

 

場面は変わってコーベンの部屋

警察の強制捜査が終わり、リールーをシャワー室から出すと自動シャワーによってリールーはびしょびしょになっていた 神父も布団のビニールに巻き込まれ息が止まっていた

コーベンは2人にコーヒーを入れようと準備をしていたところを、神父が後ろからトロフィーで頭を殴り、チケットを持って逃げ去る(このトロフィーにはマルタ十字が描かれていて、この作品には随所にキリスト教的モチーフがちりばめられている かといってそれがいい味を出しているかはまた別の話)

殴られたことで気を悪くしたのか、逆に気乗りしてなかった将軍からの任務を受けることに決めたコーベン

 

場面が変わって、空港(なぜか大量のガラクタの山が積まれている)

神父の弟子のデイヴィットがコーベンになりすまし、偽造パスポートで搭乗しようとする

その搭乗手続き中に、本物のコーベンが現れて、威嚇されたデイヴィットはおめおめと逃げ出してしまう

神父は覚悟を決め、船に密航しようと試みる

また、マンガロワ人たちもコーベン夫婦になりすまして船に乗り込もうとするが失敗

警察に捕まりそうになり、銃撃戦をおっぴろげる

 

登場通路を進むなかコーベンは、ラジオの人気DJルビー・ロットに会わされる

ラジオってwとも思ったが、それは別として彼の口癖はGreen、WikipediaはCleanとなっているが間違い

 

ところ変わってさっきの搭乗ゲート

ゾーグの部下がコーベン・ダラスだと偽って船に乗ろうとするもあえなく失敗

計画に失敗した部下をゾーグは爆破して殺す

 

一方謎の物体(ミスター・シャドー)は通信衛星を取り込み、その電波を使ってゾーグと連絡をとる

(シャドーは5000年毎にしか活動を再開しないとういことはゾーグがシャドー側について行動しているきっかけは神父と同じように先祖代々引き継がれてきた内容? ゾーグはなぜ邪悪の味方をするのか? 彼だけ生き延びさせてもらう約束でもしてるのか?)

 

フロストン・パラダイスに到着したコーベンとリールー

(なぜかここから別行動になる)

コーベンはプラヴァラグナのコンサートに参加

その会場にはマンガロワ人も潜入していた

マンガロワ人はプラヴァラグナの控室に侵入、お付きの2人を殺害し、石を探す

ケースを見つけるが、ここでもケースの中身は確認しない

控室を荒らすマンガロワ人の前にリールーが現れる

一度殺された恨みもあいまって、彼らを打ちのめしていくリールー

(プラヴァラグナの歌と呼応されたリールーのアクションシーン いまひとつ)

 

マンガロワ人からケースを取り戻したリールーだったが、そこへ今度はゾーグが現れる

ゾーグは彼女からケースを奪い、傷を負わせる

ゾーグは爆弾を仕掛けて船を去る

 

また、リールーの攻撃をゾーグの待ち伏せだと勘違いしたマンガロワ人は、船をハイジャックし、コンサート会場ないでも銃を放つ 放たれた銃弾の一つがプラヴァラグナの腹部に当たる

死の間際、プラヴァラグナはコーベンに石は自分の中にあり、これをフィフス・エレメント(宇宙を救うために遣わされた至高の存在)であるリールーに渡してと伝えて死ぬ

 

石はプラヴァラグナの腹の中に隠されており、コーベンは石を取り出す

石を持ち運ぶため、マンガロワ人と戦うコーベン

しっちゃかめっちゃかのアクションシーン

なぜか無事マンガロワ人を倒す

 

続けてコーベンは制御室を占拠しているマンガロワ人の制圧に向かう

リーダーのアクノットを殺し、マンガロワ人を無効化させる

アクノットに人質にされていた神父に石を預け、コーベン、ルビー、神父はゾーグとの戦いで傷ついたリールーを助けに向かう

 

しかし、プラヴァラグナの控室に取り付けられていた爆弾を発見する

(爆弾探知機のアラームがならなかったのはなぜ? ゾーグ社の爆弾の性能がいいから? でもアラームは最終的には鳴った? コメディ映画だから仕方ないか)

 

爆弾を解除することを諦めたコーベンは、船で脱出することを決める

するとそこへゾーグが入れ違いに現れる

自分の爆弾は止めることに成功したゾーグだったが、マンガロワ人が仕掛けた爆弾によったあえなく爆死

船も炎に包まれ爆発していく中、コーベンたちはゾーグの乗ってきた船で間一髪脱出する

 

5つのエレメントを無事手に入れたコーベンたちは、エジプトの神殿へと向かう

連邦本部ではすでに作戦成功の宴が開かれていたが(気緩めるのはやすぎw)、そのさなか物体が高速で地球に向かっていることが知らされる

コーベンの船に大統領からの電話

直径2000kmの火の玉が地球に向かっている 時間の猶予は1時間57分 2時間に連絡すると言って大統領からの電話をきるコーベン

 

リールーは破壊と創造を繰り返す人間に対して疑問を抱いていた

しかし、この疑問はアルファベット順に知識を身に着けていたリールーがWの項目を学んだときに目にしたWar(戦争)によってある確信に変わる

それは人間は本当に救うに足る存在なのかどうか

リールーはその事実にショックを受けると同時に、急激に弱っていく

 

神殿に到着した4人

中ではデイヴィットが鍵を開けて準備をしており、残るは4つの石を四隅に立て、中央にフィフス・エレメントを置き、石の持つ力を解き放つ必要があったが、神父にもその方法がわからないでいた

時間が過ぎていく中、デイヴィットが風の石に向かって溜息をこぼしたのをきっかけに、火には火を、土には土を、水には水を与えればいいとわかる

4つの石を開くことに成功したコーベンたち

最後はリールーを目覚めさせるだけだった、しかしリールーは、人間の命を救っても人間は戦争を繰り返し命を粗末にすると言う

 

そんな彼女に対して、コーベンは確かにそうだ、でも人間も捨てたもんじゃない、救う価値のある美しいものもあると説得する

その美しいものこそ、愛だと

誰かを守るために作られた存在のリールーは、愛を知らなかった、愛に飢えていた

それをコーベンを通して知ったとき、彼女は本当の意味で完璧な存在であるフィフス・エレメントになり、創造の光を放った

 

光を浴びた邪悪は石となり静止した(衝突までわずか99kmだったみたい 人工衛星でも高度500から800kmなのにそれより低いってぶつかってなくても何かしらの影響あるでしょ)

 

ラストシーン

核物理研究所ないで疲労回復装置に入っているコーベンとリールーを見舞いに、大統領が訪れた

しかし、所長のマクティルバー博士はまだ見せられない、あと5分はかかると…

装置の中では、2人が互いの愛を感じあっていた

 

END